広島で有名な「うどんのむさし」のテントです。
ソバには種々の楽しみ方があります。

道具作り・のし棒は(6)へどうぞ。
(1)蕎麦打ちを学ぶのもひとつです。イベントに招かれるとなおうれしい。
(2)食べ歩きも楽しい。
盛り付け、味加減も教えてもらい、店構えや店内レイアウトを見るのも勉強です。
(3)そばの産地を訊ねるのも旅の楽しみが増えます。
産地は世界に広がります。
それはどこで生まれ、どのように広がったか。
西欧では、ロシアでは、中国ではどのように栽培され、食べられているか。
(4)蕎麦の歴史や文学を紐解くのも蕎麦への理解は深まる。
「蕎麦の食べ方」だって議論はある。
意外なところにそのウンチクがある。
「我が輩は猫である」にその一場面がある。
有名な俳句もある。「信濃では月と仏とおらが蕎麦」
江戸川柳にも面白いのが沢山ある。
(5)そば栽培から大根・わさび・ネギまで
そば打ちにこだわると、蕎麦栽培まで行き着くそうだ。
それに薬味の辛味大根やネギもおろそかにはできない。

辛味大根は種を買って、近くの方に栽培をお願いしている。
大根は種類が多く、季節によっても違う、その挑戦が楽しい。
(6)そばうちの道具作りは難しいが達成感を味わえる。
素人の手に負えないものもある。
インターネットでヒントを得たのが「のし棒」である。
①丸棒はホームセンターに売っています。しかも値段も安い。
忙しい方はこれが一番です。
②手先に自信がある方は手作りに挑戦されるのも面白い。
③材料は四角い棒をホームセンターで求めます(3センチ角・500円)
③-1 角を落とす専用のカンナを買います(700円)
③-2 もうひとつ小型のカンナを買う(1200円) これで角を削り、丸みをつける。
③-3 直径を計測するモノサシも買う(プラ .800円)。いびつな箇所を探し、カンナでさらに削る。
③-4 仕上げ用のサンドペーパーを求める。 荒目、細目、中程度揃って、200円前後です。
④ロクロをまわしてつくった「のし棒」のように完全な丸棒はむつかしい。
だか江戸時代から明治にかけては、手作りの丸棒で蕎麦を打っていたから
それで打てないことはない。
多少の凸凹が気になるなら、巻き棒にすればいい。
私はプレゼント用にします。
巻き棒としてなら、木曾ひのきに劣らない。
蕎麦は打つだけはなく、いろんな楽しみ方を教えてくれます。