2008年6月30日月曜日

7月予定・そば打ちイベントとそば屋探訪

(1) 7月  4日(金) 口田そば打ち同好会)(第一木G)

(2) 7月  7日(月) 口田そば打ち同好会)(第一月G)

(3) 7月  8日(火) 南区翠町・高齢者お楽しみそば会

(4) 7月 11日(金) 佐伯区五日市・会社納涼そば打ち

(5) 7月 13日(金) 中区幟町・国際交流そば打ち・日本語教師宅

(6) 7月 14日(月) 己斐そば打ち同好会

(7) 7月 15日(火) そば屋探訪「すみれい」(南区宇品)

(8) 7月 18日(金) 広島中央そばうち同好会第一回(中区基町)

(9) 7月 21日(月) 倉掛そばうち同好会 (第三G)

(10)7月 28日(月) 倉掛そば打ち同好会(第四G)

2008年6月27日金曜日

倉掛そば打ち同好会6月23日


メンバーの上達が早い。

こねにしても「菊」の模様が刻まれている。

ここまで来るとあとは楽だ。

太かった麺も細くなった。

麺を輪切りにすると□になっている筈だ。

きし麺風の平べったい麺の打ち方もあるそうだが、

太くても、細くても、幅が揃っていると見た目もいいし、美味しいはずだ。

湯掻いたときに万遍に熱が回るから、生煮えはないはずだ。

麺を揃えるのは駒板と包丁の使い方である。
今回から試食タイムをカットしたから、進行が早い。
それぞれ家に持ち帰って、ご家族の要望に応えて、ザルそばでもぶっかけでも
夕食に家族と一緒に食べられるはずです。
この日は6時30分には打ち終わった。

お持ち帰えりの、打ったばかりの麺の整列がすばらしい。
以上








2008年6月25日水曜日

松笠観音寺でそば打ち・6月22日(日)


朝から雨。
7時から荷物を担ぎあげた。
ネムの葉が小雨に煙る
しばらくして下山し、9時にもう一度担ぎあげた。

この日、雨の中を5名の助っ人が山寺に上がってくださった。

さすがに雨模様だけに一般の登山客は見えなかった。

観音寺内の稲荷神社の神事に参拝された

方々に蕎麦を供した。

朝の雨も昼前には上がった。


観音寺の庭で蕎麦をうった。

ときおり小雨が来たが、そのときは縁側へ避難した。

やがて、松笠山登山愛好家の助っ人が仲間に加わった。
男性も一人。この方には釜の火を見てもらった。

一瞬たりとも火力を落としてはならぬという気構えで乗り切って下さった。

あと一人の助っ人は歯科医です。

礼儀作法は大学時代の運動部で仕込んだのだそうだ。
先輩を立てながら、先輩を使うすべは、「ブタもおだてりゃ、木にのぼる」という
箴言を実践しているように見える。
恐れ入るしかない。
新語熟語の分野でも名人の域にある。
「バイオエネルギー」ってなに?
「炭坑節女性コーラス隊」って、そんな美女がいるの?
助っ人の皆さんには最後まで面倒をみていただき、
感謝感激のほかありません。

それにいつものことながら、アホのそばうちに炭坑節はつきものです。

「あなたがその気でいうのなら・・・・、

 思い切ります別れます・・・

 もとの娘の十八に・・・

 返してくれたら別れます・・」

師匠が歌えば、助っ人がコーラスと手拍子で応える。

見事なコラボレが静かな樹海に響きます。

ほんとうに楽しい一日でした。

助っ人のみなさま、そして神事を司ってくださった宮司さま、
そしてこの寺院管理人のNさまにはお礼のことばもありません。
この日、1.3キロ×4ほど打ちました。

2008年6月14日土曜日

蕎麦はするするとたぐり込むのがいい。

六世菊五郎は「舞台でそば食いを演じるのはむつかしい」と語っている。

・・・・・上方者がうどんをゾロゾロと流し込むのとは違って、蕎麦は江戸っ子の食いものであり、
長く置けば伸びてしまふだけに、手早く器用にスルスルと吸い込むものなのです。・・・
ツユの中へその蕎麦先を12寸も附ければいいので、蕎麦をツユに浸して喰ふなどはいけないのです。・・・・・

当時、そばを噛んで喰うのはみっともないという気風が残っていたのであろう。
その中で。

・・・・・そばを食べたあとで、小楊枝をやっているお弟子を親父がすぐに見咎めて、
「べら棒め、蕎麦を喰ったあとで楊枝をつかう奴があるものか、噛みこなしでもしやアしめえし、
見ッともねえからよしてくれ」と言ったのを覚えています。・・・・・・・「六世菊五郎百話(昭和23年7月発刊)」

「蕎麦を喰うには楊枝はいらない、噛まないからだ、楊枝が要るような喰い方をするな」という教えです。
江戸から明治大正まではこれが蕎麦の喰い方としてひとつの作法となっていたようだ。

蕎麦を喰う作法をやかましく説く場面が小説にも登場している。
それは「我輩は猫である(夏目漱石)」。
「噛んではいけない、ユツにひたしてはいけない」と江戸っ子が上京してきた関西者に説く場面がある。

では今ではどうか。

東京の老舗「藪蕎麦」で聞くと

「決まりはありません。お客さまがお好きなように召し上がっていただくのが一番です」

たしかにそうかもしれない。それぞれの流儀で楽しめばよいということだろう。

個人的にはグジャグジャと噛むのは好みではない。
うどんでも素麺でも、麺類は噛まないで喰う方がうまい。
「ノド越しのうまさ」 はこれでしか味わえない。
口に含んだ蕎麦をぐいっと飲み込むとノドちんこを
クスグッテて胃袋に向かう。
このクスグリが「ノド越しのうまさ」 ではないか。

でもこれがむつかしい。なかなかできない。
訓練がいる。

二度食いの楽しみの極意はこれにある。
例えばうどんを噛まないで喰うと、箸の先にまだ残っているのに
先端は胃袋の中につかえているといったことが起きる。

引っ張りだすとそのままうどんが胃袋から上がってくる。
もう一度うどんを食べる楽しみがある。

但し、相客がしかめっ面をするのは止めようがない。
蔑視されようが、侮蔑のまなざしが注がれようが、
うまいものはうまいのである。

2008年6月9日月曜日

そば屋探訪・花ヤ

そばうちの仲間が平成18年10月に定年と同時にオープンした。
開業してやっと1年半年が過ぎたばかりだという。
それにしてもこの店の構えはどうだ。
フランス料理のお店と言ってもおかしくない。
洋風建築と季節の花でデザインされたおしゃれな店。

ブティックのセンスかも知れない。
いつもご夫人たちでお店が賑わうのもうなづける。
ところがフランス風の美的センスだけでは満足されないお客さまもいらっしゃる。
それに「そば屋」に客がもとめるものは「やすらぎの空間」であろう。
しずかな語らいを誘うゆったりと流れる時と空間。
子育てに追われる多忙な合間を縫って、お仲間と過すくつろぎのひととき。
それを演出するのが手作りの壁かけや季節の山野草の花活けであろう。
壁際にキキョウとススキが見える。
山野草の代表であろう。
それを青竹がしっかりと受け止めている。
玄関ワキで客を迎える手水鉢と柄杓。
心にくいほどの気配りが感じられる。
心を清めてくれる日本の伝統文化のひとつである。
季節の移ろいにあわせた和風の演出も見事である。
テーブルを飾る大漁旗。
この発想がすばらしい。
しかも室内の雰囲気を和風に生かし、テーブルとの調和を計るのがスゴイ。
内助の功は妻女に捧げられる最大の賛辞だが、
料理一切から季節の花々の手入れ、鉢選びから、店内装飾など
内助の功なくして、これだけの見事な演出は期待できまい。
ここにはもうひとつの隠れたる至宝がある。
それは花の香りに包まれたテーブル席です。
野外にある。
お二人さま専用といった貴重な空間です。
この席を指定されるお客さまも多いという。
花の季節を彩るあなたとワタクシだけ空間。
「もうちょっと若けりゃあのう」
「いえ、花がお好きな方ならどなたでも歓迎です」
蕎麦を楽しむだけではもったいない。
花も鉢もそしてデザインも楽しめるのが「花ヤ」です
(平成20年6月6日)
そば屋「花ヤ」
1.所在地:廿日市市宮園4丁目3-10
2.電話:0829-39-0595





2008年6月4日水曜日

ガーデンパーティに手打ちそば

参加者は美術館の会員だそうだ。


大勢のお客さんで賑わった。

夕方6時といってもまだ明るい。

ビールにオードル、それに日本そばが

パーティに華を添える。
それだけに蕎麦テントも気をつかった。
配膳や接待にはマナーが欠かせない。
元の職場のナマカにお出まし願った。
このエプロンと引き代えに助っ人の約束を取り付けました。
それそれ忙しい家庭人だが、このイベントには欠かせない助っ人となった。
このイベントがお開きとなると疲れがどっとでる。
なぜか分からない。
この日、12時過ぎから自宅で5キロばかり打った。
ここでも蕎麦うち同好会・メンバー2名がこね方でサポートしてくれた。
それでも疲れる。
仕事が終われば一杯となるのは昔からの悪いクセだが、
これだけは心の誘惑を断ち切る勇気がない。
音響のいいカラオケスタンドへ出かけた。
やはり演歌がいい。

2008年6月3日火曜日

6月そば打ち・そば屋探訪予定

今月は同好会が中心の活動となった。

第二回そばやのれんくぐりは廿日市「花ヤ」です。
ここの亭主はそばうち仲間。退職を機に独立して開業。
苦労話も聞いてみたい。

大自然の中で打つ醍醐味を味わうのが「観音寺そば」。
信者の方が中心の会です。

(1)6月 2日(月) 口田そば打ち同好会)(第一月G)
(2)6月 6日(金) そば屋のれんくぐり・廿日市「花ヤ」
(3)6月 9日(月) 己斐そば打ち同好会
(4)6月13日(金) 口田そば打ち同好会(第一木G):6月5日振替
(5)6月16日(月) 倉掛そばうち同好会 (第三G)
(6)6月22日(日) 観音寺そば
(7)6月23日(月) 倉掛そば打ち同好会(第四G)

来月・7月は「広島中央そばうち同好会(中区基町)」が発足します。