2009年2月25日水曜日

南観音公民館でそば打ち指導・2月21日(土)

16名の参加者が集まった。

この日、実演指導はそば打ち仲間にお願いした。

力仕事だから、汗がでる。

これからは暑くなる一方だから、そば打ちには

汗対策もいる。

実演で出来上がった蕎麦1キロ(生麺1.5キロ)は参加者で試食しました。

今日は「熱い汁蕎麦」にしました。

「冷たいザルそば(もりそぼ)」も美味しいけど

肌寒いこの時期、熱いそばも人気がある。

「熱々の汁そば」でも「冷たいもりそば」でも、
一挙にノドに流し込むような

無感覚の高齢者には「温かい麺」も喜ばれる。

また熱い食べ物は禁物の幼児には「温かそば」がいい。

でも今日は「熱い汁蕎麦」にしました。

基本は釜揚げ方式です。

熱湯から麺をすくい取り、

そのままどんぶりに入れる。

どんぶりは熱湯をかけて温めておく。

そこへ熱々の汁をたっぷり注ぐ。

タネモノはカマボコ(薄切り)とテンカス。

薬味はネギ(青ネギ・ホソギリ)
おろし大根(辛味大根)・一味トウガラシ
(わさびよりも一味の方が熱い麺には合う)

天ぷらが美味しい。

だが、「天ぷら」には「蕎麦」が負けます。

「蕎麦」を美味しくいただくには「天ぷら」を添えないことです。

タネモノは簡素な方が「蕎麦」が引き立つ。

お陰さまで、みなさん好評でした。
そば打ち指導は誤解されることもあります。

講師役のジイサンが手を出して困るとの声も聴きますが
そこはそれ、巧妙極まりない裏技で
カバーしておりますので、

手を握るなどセクハラ行為が
露見することはありません。

それに麺の切り方を指導するとき、

包丁を持つ相手の手に触れないで、それができるとした

ら、それは「気合」が入っていない証拠です。

2009年2月21日土曜日

無駄が多いと指摘されました。

今月末の三段位認定大会に出場するので、

時間内に収まるかどうか、

また手順でオカシイところがあれば

指摘くださいとお願いして、

そば打ち道場を訪ねた。

時間的にはギリギリセーフだった。

なんとかクリアしたものの

タイトルに掲げたように「無駄が多い」と指摘された。

それに師匠の動きをビデオで確認してはいるものの、

誤解しているところもあった。

やはり審査する側からのチュックポイントをしっかり叩き込んで

大会に臨む必要がある。

大会までに、もう一度指導をお願いして帰途についた。

たしかに、やっていることがザツで、しかも無駄が多い。

指摘された通りです。

この点はよくわかるよに丁寧に教えていただいた。

でも、中にはすぐにはできないところもある。難しいのです。

こねる作業のうちの「ねりこみ」。

左手がうまく動かない。

丸出しでも麺棒に添えた右手と左手の動き。

これなどザツな典型だろう。

まるだし。

これなどは誤解している。

師匠の手さばきが早くてわからないから、自分流にやっている。

厳しく指摘された。

包丁さばきも同じ。

包丁の中心がずれていると指摘された。

わかっているが、「なぜ」そうなるのかわからなかった。

「包丁を入れるとき、後ろに引きすぎている」

自分では気づかない「アドバイス」です。

指摘された作業を個々に検証しながら、次回までには

改善すると約束して分かれた。

2009年2月16日月曜日

お子様たちとそば打ちを楽しみました。

お子様たちに公民館活動に参加・体験してもらって、
その公民館への理解を深め、
地域交流を担う未来の人材を育てる、
というのが主催者・公民館の意図のようです。
その活動をお子様たちに披露し、

教えるのは公民館で活動しているグループです。
私たちそば打ちのグループにも
2月14日(土)そのチャンスがめぐってきました。

小学2年生から5年生まで11名、
それに保護者の方4名をくわえて合計15名。

お子様にそば打ちを指導すると同時に、
打ったそばをその場で湯がき、試食していただいた。
指導者はそば打ち同好会のメンバー5名。

すべてボランテャイアです。
4テーブルを使っって、
それぞれに指導者1名がつきました。

お子様に指導するときには
次ぎの3点を指導者にお願いした。
1.包丁で指を切らない(怪我を防ぐ)・・・・
  そば切り包丁は大きくて重い。
  指導者が手を添える。

2.湯掻き用の熱湯に近づけない(火傷をしない)。
  近づけない工夫、近くでふざけないように
  監視を強化する。

3.調理台の補助踏み台を
  踏み外さないように留意する。
  包丁を持ったまま踏み外すと怪我のもと

試食にはグループ単位でテーブルを囲んだ。
自分たちが打った麺はおいしいという。
気温があがったので、「冷たいぶっかけ」にしました。
兄弟姉妹などの参加が目だった。

でもこの年代のお子様は自己主張がなく、すなおです。
指導しやすい。
楽しかった、美味しかったという感想を沢山いただきました。
また、お孫さんみたいな参加者を指導して下さったボランテャイアの方々からも、
若さを頂き、楽しかったと感想を頂きました。
ありがとうございました。

そば打ちのチャンスを提供してくださった公民館の
スタッフの方に厚くお礼を申し上げます。
(2月14日、広島市安佐北区口田公民館)

2009年2月6日金曜日

似島で試食会・2月5日

好天に恵まれた。島へ渡る船は中高年の登山客で
賑わっていた。
ここの山に登りたいと思いながら実現しません。

島ではそばの試食と放談会に参加した。

そばを打った。
島の仲間がサポートしてくれた。
若いが腕前はかなりのものだ。

この時期はやはり熱いそばがいい。
釜あげに熱いツユで、ふうふう言いながら食べた。

薬味:ネギ(青ネギのホソギリ)
テンカス、カマボコ(薄切り)、大根おろし。
暖房が効いてくると、冷たいそばも欲しいとの声に応じて

もりそばを準備。
どちらかと言うと後者のほうが、評判がいい。

放談会が実にたのしい。

同年輩だけに共感するところも多い。

島の女性は威勢もいい。

会話は「ワシが・・・」で始まるし、啖呵を切るのは朝飯前だ。

年を重ねるとどうしても「男言葉」になるそうだ。
野郎の中で力仕事に明け暮れていると
これは避けられないかもしtれない。

平凡に見える人生でも波乱万丈はつきものだ。
いつも晴れ間がのぞくような人生などありようがない。
登りがあれば必ずくだりがある。

身につまされる話もきいた。
でも苦労の甲斐があったのではないか。
それでこそ、豊な老後がある。