2009年6月4日木曜日

二日後、三日後に蕎麦を味わう

これは実験です。
6月1日、口田公民館で打ったそば
1キロ(生麺換算1.4キロ)のうち
150gを3個、サランラップに密封し
自宅の冷蔵庫に保存した。

これを
6月2日(一日後)
6月3日(二日後)
6月4日(三日後)
に別けて試食する実験プロジェクトです。

そばには3たて伝説がある。
「挽きたて」「打ちたて」「湯がきたて」
これが一番美味しいという。

だが、「この3たて」に異論を唱えるプロが出てきた。

とくに「打ちたて」については「打ってすぐよりも、
しばらく時間を置いた方が美味しい」
と蕎麦打ちの第一人者・高橋邦弘氏は言う。

若いときから「竹やぶ」を経営して、この道のプロ
と言われる阿部孝雄氏も書著「竹やぶのそば」の中で、
20分ー30分置いたほうが美味しいという(p172)。

研究心旺盛な我々の仲間もすでに実験済みで、

「翌日には湯がいたら麺が切れた」
「翌日でも美味しくいただいた」
「翌日は蕎麦のかおりが飛ぶ」
などどテスト結果を耳にする。

「三たて」を信じる蕎麦弟子・チコちゃんは
「今日中には食べてくださいよ」というのが
精一杯です。

道を究めるのが
使命だと公言している割には
なにも知らないねと
言われないように、この際、
テストすることにした。

その結論は二日後でも
麺は切れないし、
風味も変わらない

美味しくいただける
という結果を得ました。

麺が切れるというのも俗説ではないかと思います。

三日目はどうか。
それが判明するのは6月4日の午後になります。
麺は冷蔵庫の中で静かに眠っています。

ところで「そばカリントウ」にも挑戦した。

そば教室で打った麺のほかに、
切れ端も頂戴した。

これも油で揚げた。
焦げ目がつくほど、カラカラに揚げた方がすきだ。
これは美味しい。自慢料理になる。
お子様のおやつにもいいし、ビールのつまみにも
最適だ。

1.二日目のザルそば
2.カリカリのカリントウ
写真でどうぞ。

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