何事にもマナーや作法がある。
そば打ちだって同じことです。
この夏、豊平流の二段位を受験し、見事に落選した。
「油断大敵」という戒めにそむいたからであろう。
当日の講評の中で落選したわけが明らかになった。
自分でも納得した。原因は焦りです。
時間を気にするあまり、焦って水を散らかし、打ち粉を撒いた。
それ以外にもお粗末な行いがあった。
1.手洗いの水。
これが小型のバケツに汲んで足元においてある。
いつもは水道で洗うので、勝手が違ったこともある。
2.打ち粉。
打ち台のそばに打ち粉の容器があった。
だが、なぜか打ち台との間に粉が雪に如く積もっていた。
しっかり手の中につかまないで、打ち粉を台まで運んだからであろう。
3.丸出し
これも中途半端で角出しにかかっていた。
丸だしは極力大きいの方が角の出しが広くなる。
畳んだと時に、横長になり過ぎる。
4.包丁
麺を切り、包丁を置く。これを繰り返していた。
この時、包丁をのし台の上に置いたようだ。
のし台を傷つけるおそれがある。
5.終了の合図
自分が挙手で報告する。これ以降、道具や麺に触れてはいけないことに
なっている。ところがよく見るとチョンボがある。それを手直した。
勿論、終了時刻の刻限が示されなかったことが焦りの要因でもある。
「この時計でOO:00分までです」というアナウンスが欲しかった。
いずれにしてもこの12月16日には豊平で受験します。
その前に本番と同じ条件でもう一度、講習を受けるつもりです。
それも11月28日に決まりました。
どんぐり荘がその会場です。
この道はほんとうに奥が深い。
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