蕎麦はいつ食べるのが美味しいか。
「さんたて」がうまいといわれるが、ほとんとうだろうか。
「さんたて」とは「挽き立て」「打ちたて」「湯掻きたて」を言う。
たしかに粉にしてすぐの方が酸化が進んでいないから美味しい。
湯掻きたてをそのまま長く置くと麺が延びてコシがなくなる。
こねて伸ばして切る一連の工程を打つというが
包丁で切ってすぐよりもしばらく寝かした方がうまい、とその道に専門家は言う。
高橋名人もその一人である。
ところが「そば打ち同好会」は夕刻から始まるので
自宅に持ち帰るころには家族の夕食には間に合わない。
従って、「いつ食べますか」と聞くと
「明日です、それでも切れたり、コシがなくなるということはありません」
とい回答が帰ってくる。
本当は当日食べてもらいたいが、それにはすくなくとも
19:00には帰宅できるような時間配分がいる。
そば調理時間を割愛すれば早く仕舞える。
4月からその方針で運営を始めたので、夕食に間に合うようになった。
ところが先週、打ったそばをプラパックに入れ、さらにビニールで包装し、冷蔵庫に収め
翌日夕方、取り出し、湯掻いて冷水で締めて、ザルで食べたが、味は変わらなかった。
麺も切れていないし、コシもあった。
翌日まで置くと、麺が切れると思い込んでいたが、全くの誤解でした。
でもやはりその日のうちには食べてもらいたい。
打ってから40分程度は寝かした方がうまい言われる。
「そば翌日まで持ちます」が蕎麦を美味しく食べには、
すくなくともその日のうちに食べるのがコツかもしれません。
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