2008年7月6日日曜日

前日に打った蕎麦でも切れていないし、コシもあった。

蕎麦はいつ食べるのが美味しいか。

「さんたて」がうまいといわれるが、ほとんとうだろうか。

「さんたて」とは「挽き立て」「打ちたて」「湯掻きたて」を言う。

たしかに粉にしてすぐの方が酸化が進んでいないから美味しい。

湯掻きたてをそのまま長く置くと麺が延びてコシがなくなる。

こねて伸ばして切る一連の工程を打つというが

包丁で切ってすぐよりもしばらく寝かした方がうまい、とその道に専門家は言う。

高橋名人もその一人である。

ところが「そば打ち同好会」は夕刻から始まるので

自宅に持ち帰るころには家族の夕食には間に合わない。

従って、「いつ食べますか」と聞くと

「明日です、それでも切れたり、コシがなくなるということはありません」

とい回答が帰ってくる。

本当は当日食べてもらいたいが、それにはすくなくとも

19:00には帰宅できるような時間配分がいる。

そば調理時間を割愛すれば早く仕舞える。

4月からその方針で運営を始めたので、夕食に間に合うようになった。

ところが先週、打ったそばをプラパックに入れ、さらにビニールで包装し、冷蔵庫に収め

翌日夕方、取り出し、湯掻いて冷水で締めて、ザルで食べたが、味は変わらなかった。

麺も切れていないし、コシもあった。

翌日まで置くと、麺が切れると思い込んでいたが、全くの誤解でした。

でもやはりその日のうちには食べてもらいたい。

打ってから40分程度は寝かした方がうまい言われる。

「そば翌日まで持ちます」が蕎麦を美味しく食べには、

すくなくともその日のうちに食べるのがコツかもしれません。

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