2008年10月23日木曜日

大学祭で蕎麦を打つ夢がはかなく消え去った

広島市安佐南区の私立大学で11月3日(祝)に大学祭が開催されます。

大学祭でそばを打つのが夢でした。

その夢の実現にむけて大学祭実行委員会の好意的了承得て、

準備をすすめて参りましたが、排水の件で行き詰まりました。
蕎麦を湯がいて洗う。
その水を(粉で濁っています)捨てる場所がないという事情が

判明しましました。

(1)麺を洗った水を捨てる汚水マスがありません。

 この大学は電線や下水管などは地下に一括配管として埋め込んでいるので

 汚水マスが地上に設置されいません。

(2)20リットリを担いで、下水槽まで30m-40mの距離を日に数十回往復

 する力自慢のボランテャアはいません。

(3)動力排水は費用がかかり、騒音の問題もあります。

   40mの距離を送水するポンプは3-4万円。

  その上、排水騒音がでます。研究棟が近いだけに、研究のジャマになって

  はいけません。

(4)近くの雨水マスに流すと、地域の人々の生活用水を汚濁することになります。

  雨水は浄化しないて、そのまま河川に流します。

  ところが、麺の洗浄水をそのまま雨水マスに流すと

  生活用水として利用されている地域の人々との協定に大学がそむくことになります。

(5)麺の洗浄水を繰り返し使うのは衛生面から問題があります。

  水道水を大きな金属ボール数個に溜めて、その中で繰り返し洗うのは

  手軽にできる方法ですが、不特定多数の客を相手にはこれは採用できません。

  それは不衛生となるからです。

地元との申し合わせ事項や研究者への配慮など大学側の事情も理解できます。
さらに、こちらの事情(排水装置費用、水運び要員動員など)を勘案しての結論です。

この間、大学祭実行委員会(運営主体は学生)や大学当局には
大変お世話になりました。

授業の合間にわざわざ時間をさいて、テント位置や水道栓の位置確認に案内してくださ
った実行委員の学生さん。

下排水施設や地元との協定、学内での騒音自主規制など丁寧に説明して下さった大学の事務の方。

授業や仕事の合間に、気持ちよく動いていただき、
厚くお礼を申し上げます。ありがとうございまいました。

またサポーターとして当日をたのしみにしてくださったそばうち同好会の有志の方や

「美味しい新そば」という宣伝文句に誘われて、是非、訪問しますと約束してくださった

友人知人の皆様にもここからお詫びを申し上げます。

事情を賢察の上、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
なお当日は手打ち蕎麦は出店しませんが、大学祭には是非訪問してください。
静かな秋の日を学問的な雰囲気にひたるのも、ダレ切った体や心には良い刺激になります。
シャンとします。
お子様にはあこがれの大学となるかもしれません。
ここは開かれた大学です。
図書館はどなたでも利用でるそうです。
大学の秋はまた美しい。
構内の銀杏並木がすばらしい。
花で盛られた手入れの行き届いた花壇がいこいのひと時を与えtくれます。
道路ワキには木の実・ガマズミが赤く色づいて秋の訪れを告げています。

自然と学問の調和。
この大学の特徴であろう。


以上


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