先日、打ち粉について質問がありました。
(問)現在、同好会で使っている「打ち粉」はそば粉ですか。
(答)そば粉です。
これはやわらかい麺がくっつかないように、粉を打つから打ち粉を呼びます。
蕎麦を臼でひいて、芯の周りから取れるのがこれです。
そば粉にくらべ、水になじみにくいから(水をはじく)、打ち粉に使われます。
したがって値段も高く、そば粉と変りません(そば粉取り寄せ業者の場合)
(問)コーンスターチでも打ち粉として使えますか。
(答)「使えます」とものの本には書いてあります。
「手打ちうどん」ではコーンスターチを使いますので、OKだと思います。
モチトリ粉などもコーンスターチを使ったものがほとんどです。
値段もお値打ちです。
(問)そば同好会で「コーンスターチ」を使わないのはなぜですか。
(答)「そば湯」にして飲むことができないからです。
蕎麦から採れる「打ち粉」は、湯掻き汁のなかにたっぷりと蕎麦の要素を持ち込みます。
これをそば湯にしていただきます。
ところが、コーンスターチを使うと「そば湯」にはなりませんので、
あえて蕎麦の芯から採れた「打ち粉」を使っています。
(問)通常の「そば粉」でも打ち粉になりますか。
打ち粉になります。ただし、値段は同じですから、「打ち粉」をお勧めします。
水をはじく力も違います。
以上
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