2008年1月1日火曜日

元日・松笠観音そば


除夜の鐘をつきそのまま泊まりこむつもりだったが

降りしきる雪を見てあきらめた。

そのかわり元日は6時30分に起床し、身支度をととのえ

小田参道から入山した。9時前に観音寺に到着。

周りは思ったよりすくないが雪の世界が広がる。

さっそく野外のテントでそばを1キロ打った。

今日はスタッフだけにふるまった。

手先が凍えるように冷たい。

のし棒が自由にならない。

麺の伸びが悪い。

冷気で硬くなっているからであろう。


昨夜から泊まっている小学生5年生や参拝客の高校・中学生など

にのしや切りを指導した。

初めて経験に喜んでくれた。

太い麺もあったがそれは打った本人が食べるように準備した。

釜は備え付けを使い、温かい汁を用意。

釜の火を中学生が見守って呉れた。

椀はあらかじめ熱湯につけて暖めた。

水で洗った麺の仕上げは温水。

300グラムを湯掻き、これを5名分にわけて、どんぶりに入れ、熱い汁をかける。

さらにネギとテンカスを加えて、来賓のテーブルへ。

スタッフ(総勢20名程度)全員にいまく行きわたった。

焚き火を囲み話が弾む。

ぜんざいやお神酒など参拝客に接待が続く。

3日には朝からザルそばと温かい汁そばで接待を約束しして、2時過ぎには一旦下山した。

正月に松笠観音寺でそばを打つ夢が実現した。
















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