2008年1月21日月曜日

四国・香川で「そば打ち指導」



20日(日)は香川県のM町でそば打ちを指導しました。

参加者は11名。

ここはうどんの本拠地ですから、蕎麦に興味がないのでは

と心配していましたが、メモを取られたり、そば粉の購入先

を訊ねられたり、むしろ熱心な方が多かったのは意外でした。

指導者はワタクシとワイフの2名です。

調理台7台のうち5台を使用。

先発5名 後発6名にわかれてもらった。


10:00 まず説明しながら実演に着手。

11:00 先発5名がそば打ちに挑戦。

・一人500g(そば粉350g+150g)を打ち、全部(5人前)をお持ちかえり。

・水は50%(250CC)

熱心な方が多かったから、あちこちから声がかかるので、忙しかった。

試食は「ザルそば」と「温かい汁そば」を用意しました。

これも好評でした。

持ち帰ってからの「湯掻く、洗い、締める、盛りつけ」なども勉強していただいた。

お母さんと一緒に幼稚園女児がそば打ちに挑戦。

角だしや切りをやってもらった。

「小学校ですか?」

「年長組です」

「お名前は?」
・・・・・
しばらくしてまた

「小学校生ですか?」

彼女はずっこけてしまった。

会話も楽しませてもらった。

そば粉でお化粧をしてあげようとしたら、すばやく両手でほっぺを隠しちゃった。

それでも最初はちょっとだけほっぺにお化粧してあげた。


真っ白に塗ったら、「絶世の美女」になったかもしれないのに残念。



お世話をしてくださったのは

プロジェクトワイルド「エデュケーター」養成講座(19日まんのう公園)で

一緒に勉強した地元のNさん。

かわいくて、ユーモアの理解できる、活発なお嬢さまです。

ただし、彼女はお世話役に徹して、そば打ちには参加されなかった。

返す返すも惜しいのは美女の「手を取るチャンス」を逸したことです。

この日、もうひとつ、うれしい出会いがありました。

ワタクシが会員になって久しいのに、まだお目にかかっていない「全日本うどん学会」の創設者で

元会長・大学教授のM先生が会場まで訪ねてくださったことです。

毎年開催される学会には欠礼続きで、お詫びを申しあげました。

せっかくのチャンスですから、そば打ちのワザをご覧頂き、味わっていただきました。

次回はなんとか学会で発表したいと思っています。

その論題がなかなか見つかりませんので、またオジャンになるかもしれません。

讃岐はうどんの本拠地です。

手打ちうどんのお店に入りました。

レイアウトが上品で落ち着いた雰囲気がいい。

この店のうどんは「うまい」。

スゴイのはエビ天。

どんぶりから20センチばかり、天井に向かって尻尾をふりあげて、いまにも口の中で暴れそうな

勢いが感じられる。

あまりの巨大さにびっくりして隣の客いに聞いた。

「全部エビですか」

「アタマからシッポまで身がつまっています」

ウーンと言ったまましばらく声にならんかった。

うどん粉でごまかして、長く大きく見せるエビ天が多いが、

ここはホンモノだ。

店の信頼・評価が高まるのも当然だろう。

あいにくの雨は本土にわたり、水島付近では雪になった。

小谷SAには雪が積もっていた。

ところが、我が家近くには雪はありませんでした。

19:00には無事に帰着。

うれしくたのしいそば打ち指導でした。

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